ラボレポ Vol.5 足型の測定
2015.12.15
靴選びで困っている女性の憂いを晴らして、イキイキとすごしていただくために。より履きやすく、おしゃれで、疲れにくい靴の研究・開発を重ねているのが、このジュリアシューズ・ラボ(通称:ジュリラボ)。
今回は、理想的な就活パンプスの試作品を作るために、女子大生スタッフの足型を測定します。
ジュリアシューズで何十年も靴の開発を担当してきた職人さんに、足型を測定してもらいます。プロに測定してもらうのは、女子大生スタッフにとっては初めての経験。「どうやって測るんだろう?」と興味津々でした。

職人さんの指示で、1人ずつ測定がスタート。まず、用意された紙の上に足を置き、形を紙に転写して足の長さと足幅を測定します。

写真は、実際に転写した足型です。「自分で測る場合は転写するのが難しいので、箱や台、柱など垂直に立っているモノにかかとをつけて、一番長い指の先端までの長さを測ると、1人でも測ることができます。」と、職人さんから靴選びに役立つ豆知識を教わりながら、測定はなごやかに進んでいきます。
次に、足囲(そくい、ワイズ)を測定。

足囲とは、足の親指と小指の付け根にある骨の出っ張りをメジャーでぐるりと1周させて囲ったサイズのこと。「靴を選ぶ時には、足の長さと足幅だけでなく、足囲をしっかり把握することで自分に合う靴に出会える確率が増しますよ。」と所長は測定を見守ります。

測定を終えたら、足型をみんなで比較。女子大生スタッフは「サイズが一緒なのに幅が広かったり、足の形って人によってこんなに違うんだ」と驚いた様子で、「これだけ形が違うのだから、足のサイズが同じでも、合う靴と合わない靴があるのは納得ですね」という感想も。
これからはいよいよ、今回測った足型を元に「女子大生スタッフが考える、理想のパンプス」のスケッチを活用しながら、試作品作りを進めていきます。